普段競馬をしない人に好きな数字を聞いて馬券を購入するという遊びから始まったこの挑戦。
出てきた数字は、2、3、5、7、11、13…。偶然にも、これらはすべて素数であることに気づいた。
最初はよくあるビギナーズラックにあやかろうと思ったのだが、素数はビギナーズラックで通用するのかという疑問が。とにもかくにもやってみないとわからない。興味本位でやってみることに…。
好きな番号言ってみてよ!
2、3、5、7、11、13…ニャ。
素数の日に馬券を買う
せっかくなら素数の日に馬券を買ってみたら面白いのではないかと思い調べてみたところ、なんと2024年3月23日が素数の日で中央競馬の開催日であることが判明した。
しかも、中央競馬の開催日と素数の日が重なるのは年に数回しかなく、まさに思い立ったタイミングに訪れた千載一遇のチャンス。
このチャンスを逃す手はない!
素数の日とは、西暦年と月と日を組み合わせた8桁の数字が素数になる日です。例えば、2023年3月17日(20230317)は素数であるため、素数の日となります。
2024年素数の日(中央競馬開催日) | |
月/日/曜日 | 素数 |
1月7日(日) | 20240107 |
3月23日(土) | 20240323 |
12月29日(日) | 20241229 |
レースも素数縛りで
この日は中山・阪神・中京で競馬が開催され、2・3・5・7・11Rが素数レースだ。
これまで素数にこだわってきた私としては、やはり当てたいと思っていた。しかし、ここで問題が発生した。素数馬番縛りのため、当たりそうなレースが見当たらないのだ。中山と阪神は重賞レースがあるため、有力な騎手が揃っており、人気通りの結果となりそうである。
若手騎手中心のレースであるため、荒れもそこそこ期待できる。人気しそうな馬番も抑えることができ、直感でこれはいけると感じた。
そこで狙いを定めたのは中京2Rの未勝利戦だ。
馬券は3連複で勝負
勝負はここからだ。
予算は遊びのため2,000円と限られている。馬連BOXで点数を減らして当たりやすく200円程度賭けるのが競馬経験者の考えだが、ここはビギナーズラックで大きいのを狙っている。3連単では点数が多く予算オーバー。ならば、上振れも狙える3連複だろう。
オッズ購入ボタンを押し、3連複のボックスを選択。2・3・5・7・11・13・17とチェックを入れオッズを確認しようとすると、35点…。そう、まさかの予算オーバー!馬番が6つまでなら20点に収まっていたはずなのだが、ここでとんだ失敗をしてしまった。
しかし、ここまできて引くことはできない。当時2番人気の17を消し勝負にでることにした。
これが吉とでるか凶とでるか…。
素数馬券の結果はいかに?
いつもの競馬と同じようにライブで観戦。いつもなら軸にした馬を中心にスタートや位置取りなどをチェックして直線で熱くなるのだが、今回は素数のBOX馬券ゆえに、どの馬を応援すればいいのかわからない。とりあえず素数の馬番がそれぞれどの位置にいるか確認。後ろにいた3番が大丈夫かなと心配になりながらも、最後の直線へ突入。
3頭が横並びで抜け出した!
うち1頭は素数なのはわかっていたが残り2頭は馬番が隠れてわからない。とにかく素数馬番とわかっていた馬を応援していた。ゴール後すぐにnetkeibaの結果払戻を確認。するとまさかの結果が!
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7-13-5
結果はなんと、抜け出した3頭すべて素数で的中していたのだった!
あまりの興奮に配当を確認するのを忘れ、紹介結果詳細を連打して確定を待っていた。
的中の赤い帯を見て一安心…しかし、払戻額を見て思わず声が出てしまった。
万馬券やん…。
素数馬券で万馬券的中!
まさかここまでうまくいくとは… いや、さすがにこれはやりすぎだろう。
1番人気を抑えていたとはいえ、まさか1番人気が飛んで5番人気→8番人気→2番人気決着とはね…。
普段の予想なら穴から穴へ流すのは余程自信がないとしないような選択だった。
何が起こるのかわからないのが競馬の醍醐味だ。
まさにそう再認識させられるようなレースになるとは…競馬っておもしろいなと感じたレースだった。
素数の日チャレンジ、もうやらないかも… しかし、二度あることは三度ある?
もしかしたら、年末の素数の日にも再び奇跡が起きるかもしれない。
その日まで、いつもどおり競馬を楽しもう。
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