6位 キタサンブラック

POINT

初年度のイクイノックスや2年目のソールウリエンスなどの活躍馬とは裏腹に23-24シーズンはまったくといって名を残すことができなかった。いわゆる3年目のジンクスにハマってしまった格好だ。だが初年度にイクイノックスが活躍したこともあり、今年の産駒は良血も多い。来年以降は種付け頭数も多いのでリーディングも回復していくだろう。ニックスは定番のノーザンダンサー系の母父と相性が良く、イクイノックスやスキルヴィングにみられるリファールのクロスには注目したい。

代表産駒

イクイノックス(23’ジャパンC)、ソールオリエンス(23’皐月賞)、ウィルソンテソーロ(23’マーキュリーC)、ガイアフォース(22’朝日杯セントライト記念) など

産駒データ
生産年別勝馬率(5/12時点)
2021年(出走頭数:46)
37.0%
2020年(出走頭数:74)
48.6%
2019年(出走頭数:77)
48.1%
平均賞金額(5/12時点)
2021年(代表産駒:サトノエピック)
527万円(10位)
2020年(代表産駒:ソールオリエンス)
2,031万円(4位)
2019年(代表産駒:イクイノックス)
4,293万円(3位)
POG注目馬

7位 ダイワメジャー

POINT

23-24シーズンはアスコリピチェーノが活躍したのは記憶に新しく、これまで多くの名馬が誕生してきた。2024年の産駒がラストクロップとなるが、アドマイヤマーズが後継種牡馬として供用がスタートし、種付け頭数が激減した。今年が実質ラストクロップの世代となりそうだ。ニックスは定番のノーザンダンサー系の母父と相性が良いが、アドマイヤマーズの血統を参考にすると良いだろう。

代表産駒

セリフォス(22’マイルCS)、レシステンシア(19’阪神JF)、ブルドッグボス(19’JBCスプリント)、カレンブラックヒル(12’NHKマイルC)、アドマイヤマーズ(19’NHKマイルC) など

産駒データ
生産年別勝馬率(5/12時点)
2021年(出走頭数:58)
25.9%
2020年(出走頭数:71)
45.1%
2019年(出走頭数:72)
50.0%
平均賞金額(5/12時点)
2021年(代表産駒:アスコリピチェーノ)
929万円(3位)
2020年(代表産駒:スプレモフレイバー)
998万円(14位)
2019年(代表産駒:セリフォス)
2373万円(4位)
POG注目馬

8位 ロードカナロア

POINT

初年度産駒からアーモンドアイ、2年目にはサートゥルナーリアとディープインパクトをも超える大種牡馬になりそうな勢いだったが、近年はカナロアが得意としていた短距離種牡馬としてのイメージが強くなった。母父サンデーサイレンス系だけでなくノーザンダンサー系とも相性は良い。重賞を勝つような名牝が相手ならそれぞれの良さを引き出しつつスピードを相乗した産駒が期待できるが、逆に血統的に弱い牝馬が相手だと単なる短距離馬になりがちで爆発力に乏しい。

代表産駒

アーモンドアイ(18’牝馬三冠)、ダノンスマッシュ(21’高松宮記念)、サートゥルナーリア(19’皐月賞)、ダイアトニック(22’阪神C)、ベラジオオペラ(24’大阪杯) など

産駒データ
生産年別勝馬率(5/12時点)
2021年(出走頭数:93)
38.7%
2020年(出走頭数:158)
35.4%
2019年(出走頭数:181)
43.1%
平均賞金額(5/12時点)
2021年(代表産駒:ナナオ)
650万円(6位)
2020年(代表産駒:ベラジオオペラ)
1,355万円(7位)
2019年(代表産駒:ダノンスコーピオン)
1,852万円(9位)
POG注目馬

9位 アドマイヤマーズ

POINT

父ダイワメジャー譲りの早熟性とスピードを持ち、3歳で香港マイルを制覇するほどのマイル適正があった。POGでは早熟性が何より重要で、2歳時にはマイルレースが牡牝馬共に最も多く、父ダイワメジャーも長年POGで活躍馬を出してきたほどだ。サンデーサイレンスが一代遠くなることでダイワメジャーより配合相手を選ばないのが大きい。スワーヴリチャード産駒のコラソンビートやスウィープフィートように父サンデーサイレンス系×母父サンデーサイレンス系といった組み合わせにも可能性を感じる。

POG注目馬

10位 ルーラーシップ

POINT

なかなかGⅠを勝ち切る馬が出てこない面も父譲りの産駒が多い。勝馬率や平均賞金獲得額もあと一歩及ばない感じが続いているが、良血ゆえに安定した種付け頭数をキープ。産駒の傾向が母父ディープインパクトと相性が抜群で絞りやすいことからランクイン。

代表産駒

キセキ(17’菊花賞)、ソウルラッシュ(22’読売マイラーズC)、ダンビュライト(19’京都記念)、マスクトディーヴァ(24’阪神牝馬S)、エヒト(70’小倉記念) など

産駒データ
生産年別勝馬率(5/12時点)
2021年(出走頭数:118)
37.3%
2020年(出走頭数:106)
23.6%
2019年(出走頭数:139)
44.6%
平均賞金額(5/12時点)
2021年(代表産駒:ナナオ)
1,250万円(5位)
2020年(代表産駒:ベラジオオペラ)
833万円(21位)
2019年(代表産駒:ダノンスコーピオン)
1,818万円(7位)
POG注目馬
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ウマキン

小学生の頃に「ダビスタ」で競馬に興味を持ち、20代で馬券を買うも当たらず、馬券の才能がないと実感してPOGに熱中。30代となり一口馬主に興味を持つも資金的に余裕が無く断念するが、ユニオンOCの出資権利に当選し、念願の一口馬主に。その後DMMバヌーシーでも出資。

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